長尺ボルトのめっきも処理可能! 月700tの生産能力!
当社では、バレルを揺動する揺動亜鉛めっき処理を採用しています。
ボルトでは比較的長いとする300mmまでの長物や、めっきの均一性、めっき処理中の打痕の少ない製品を提供いたします。
めっき工程のインライン化で、700t/月の生産能力。全生産品のベーキング処理およびベーキング処理のみでも提供可。
最近では環境関連の規制の動きから自動車・電気関連の部品も環境負荷の少ない材質に移行しつつあります。当社も後処理に三価クロメートを使うなど環境に配慮した製品を提供しております。
揺動亜鉛めっき処理
ボルトやワッシャー類を亜鉛めっきする場合、一般的には同方向へ連続回転するバレルめっきで行います。その場合バレルの中で重なりあったり、絡まったりして均一にめっきが付きにくい場合がありますが、当社ではバレルを揺動する揺動亜鉛めっきで行っております。
ベーキング処理(水素脆性除去工程)
めっき工程中の酸洗いおよび電解洗浄など、アルカリ性亜鉛めっき浴で水素と共析し水素脆性が発生します。除去方法として加熱処理することにより吸蔵された水素を放出させます。鉄鋼部品については、190~210℃で均熱4時間のベーキング処理を行っています。
パッシベート処理及び銅剥離処理
ステンレスの不動態化処理として、SUS300系の材料は硝酸系、SUS400系の材料は、硝酸-クロム酸系の溶液を用いて処理。その他にも弱アルカリ性の溶液に浸漬しての銅エッチングも行なっています。少量生産に応じます。(リン酸マンガン処理にも対応致します)
さび止め処理
工場の前後工程および、保管場所の諸条件から経済的な防錆をするには、さび止め油剤(ノンラスター)の採用が効果的です。
さび止め処理のみの生産にも応じます。